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ジオメトリ情報の利用GEOMETRY

 ローカル・ジオメトリ情報の利用

 現在、携帯端末を利用したユーザのローカルなジオメトリ情報の利用が注目を集めています。これは、広告配信ビジネスに立脚したもので、店舗についての的確な情報の配信や、ナビゲーションあるいはそれらを統合したコンシェルサービスに利用できるからです。
 しかし、ユーザのローカルなジオメトリ情報の利用はそれだけでしょうか?
 ローカルなジオメトリ情報を時系列で見ればたくさんのユーザがその場所を通過します。面でみれば、範囲内ユーザ全員の位置が把握できます。それらを統合することで人の流れが把握でき、時間帯によって、ユーザがどの店舗に興味を示すのか、ユーザの流れをスムースにするには店舗の配置や看板の配置をどうしたらよいかなど、あるいは、避難指示が出たモールでどこに人が残っているか?人が過密になってきた場所に対してリアルタイムに誘導員や警備員を配置するなど、マーケティング以外の分野(たとえば防災)に役立てる事ができるかもしれません。このように、ローカルなジオメトリ情報についてはさまざまな利用が考えられます。
【弊社のサービス】
 弊社ではユーザのローカルなジオメトリ情報を基にした広告(有益な情報)の配信に関する特許をライセンスしています。また、この技術的なバックグランドを母体として、ローカル・ジオメトリ情報の解析や、情報を利用する新しいライフスタイルの提案といったコンサルティングサービスの展開も行っています。

響の特許HIBIKI PATENT

「携帯端末用広告システム及びそれを構成するサーバ」

出願番号:2007-267221
公開番号:2009-100057
特許番号:4729666(2011年04月28日)

目的
本発明は、携帯端末ユーザのニーズに適合し、かつ、携帯端末ユーザが今いる場所の極く近くの場所に関連する広告をその携帯端末に送信することにより、携帯端末ユーザにとって有用な広告に接することができるだけでなく、広告提供者にとって広告の寄与度が高く、費用が節約できる広告システムであって、広告を送る側にとっては選択的に広告を流す特別な人為的操作が必要でなく、携帯端末ユーザにとっては広告を見るための特別な操作も必要がないシステム、及び、それに加えてその携帯端末が受信した広告内容に携帯端末ユーザが簡便に応答できる双方向広告システム、および、それらを構成するサーバを提供するものある。
効果
以上説明したように本発明の広告システム、あるいは、それを構成するサーバ(ズ)を採用することにより、携帯端末ユーザのニーズに適合し、かつ、携帯端末ユーザが今いる場所の極く近くの場所に関連する広告をその携帯端末に送信することにより、携帯端末ユーザにとっては、興味のない広告の送信を受ける煩雑さを避け、自分が見たいと思っている、かつ、すぐに出向く等の対応可能な、有用な広告に接することができる。一方、広告提供者にとっては、それぞれの携帯端末ユーザに真に興味のある、かつ、すぐに対応可能な広告を選択的に提供できて広告の寄与度を高めることができ、かつ、一つの広告システムで送信できる広告の数が大幅に増えるので各広告提供者が負担する費用が低減でき、得られる効果に比して費用が大きく節約できる。





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