---

迎春2013。謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

　2012年9月の会社設立に際しては多くの方々のご注目を頂き、響特許の位置連動型広告モデルを多くの企業様にご紹介申し上げる機会を賜りました。現在、数十社様とライセンス交渉に向けた書類等の準備を行っております。ライセンス交渉成立に向けて乗り越えるべき課題は存在するものの、以下の理由に基づき、交渉成立には自信を持っております：

1. 複数回の特許審判を経て成立しており、出願側・審査側の両面により洗練された請求項である。
2. 世界を代表する企業より無効資料が提出されたものの審査・審判で響特許の新規性が認められた。
3. ライセンス交渉時の法的支援について、国内有数の法律事務所のバックアップを得ている。

　響合同会社は「パテントトロール」ではないか、というご指摘も頂いております。現時点では製品を持っていないため、いわゆるNPEの範疇に入ります。しかし響特許は創業者が発明者であるという点で、第三者から特許を取得してビジネスを行うトロールとは一線を画していると考えております。さらにトロールは、ライセンス交渉の行方次第で変貌自在なペンディング特許を交渉材料の一部として組み込みますが、当社の特許は完全に成立しており、交渉当事者双方にとって請求範囲が明確です。
　ペンディング特許を持たないという事は、当社にとっては背水の陣を引く事になりますが、法律事務所の支援のもと、考えられるあらゆる事態に備えた資料を準備しております。
　次世代モバイル広告実現のため、ライセンス交渉には誠心誠意ご対応して参りたいと思います。ご関係者の皆様におかれましては、どうぞ鋭意ご検討頂けます様お願い申し上げます。